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糠子

ぬかご
名詞
1
標準
biting midge (any insect of family Ceratopogonidae)
文例 · 用例
馴れて、近来はそうまでもなかった処に、日の今日は、前刻城寄の町に小火があって、煙をうかがいに出たのであるが、折から小春凪の夕晴に、来迎の大上人の足もとに、ぬかごのごとく人のゆききするのを、心地よげに、久しぶりに見惚れていた。
――(前題――楊弓) ピストルの使い方 青空文庫
と申しただけではまだご不審かも存じませぬが、おなごはやはりおなごどうし、娘へのたむけには、この廓でままならぬかごの鳥となっておられまするおかわいそうな花魁衆へ、わずかながらでもおこづかい金をもろうていただいたならば、これにました金の使い道はあるまいと存じたからでござります。
京人形大尽 右門捕物帖 青空文庫
またぬかごをもり、芹をつむ。
鴨長明 方丈記 青空文庫
あなたのように細心緻密な方が、ひとにものをたのむときは、どういう礼をとらねばならぬかご存じないわけはない。
野伏大名 顎十郎捕物帳 青空文庫
駒井と、白雲とが、急に踏みとどまった砂浜の上には、ぬかごにしては大きく、さつまいもにしてはぶかっこうな根塊らしいものが、振りまいたように散乱しておりました。
みちりやの巻 大菩薩峠 青空文庫
ただ、ぬかごの形をして大きく、さつまいもに似てぶかっこうな、一種の植物の根塊であることだけは疑いないらしい。
みちりやの巻 大菩薩峠 青空文庫
第一に何よりの手ちがいを見たのは、人数が、しのびやかに山門へ近づくやいな、計らぬかごと人とが、向うから、何も知らずに出て来て、手配のととのわぬうちに、そこで、いやでも物音をあげなければならなかった不測の事です。
吉川英治 江戸三国志 青空文庫
作例 · 標準
森の中の湿地帯には、多くの糠子が群れをなして飛んでいた。
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糠子の被害を防ぐため、肌の露出を避けるように注意喚起された。
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釣りに出かけた際、糠子の大群に襲われ、釣りどころではなかった。
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