五月の節句
ごがつのせっく
表現名詞
標準
Boys' Festival (May 5)
文例 · 用例
ちょうど今ごろ五月の節句のかしわ餅をつくるのにこの葉を採って来てそうしてきれいに洗い上げたのを笊にいっぱい入れ、それを一枚一枚取っては餅を包んだことをかなりリアルに思い出すことができる。
— 寺田寅彦 『庭の追憶』 青空文庫
一度五月の節句に、催しの仮装の時、水髪の芸子島田に、青い新藁で、五尺の菖蒲の裳を曳いた姿を見たものがある、と聞く。
— 泉鏡花 『燈明之巻』 青空文庫
五月の節句に鯉が捕れたのなら目出たいが、三月の節句ではどうにもならない。
— 岡本綺堂 『鯉』 青空文庫
」 五月の節句前であるから、おもちゃ屋の店には武者人形や幟がたくさんに飾ってある。
— 岡本綺堂 『鯉』 青空文庫
それでも五月の節句前から晴れて、三、四、五、六、七の五日間は初夏らしい日の光りが、江戸の濡れた町をきらきらと照らした。
— 二人女房 『半七捕物帳』 青空文庫
歴々の武士が竹刀の持ちようも知らず、弓の引きようも知らず、それでも立派にお役を勤めて家繁昌する世の中に、なんの役にも立たない鎧や刀は、五月の節句の飾り具足や菖蒲刀も同様だ。
— 岡本綺堂 『箕輪心中』 青空文庫
* 五月の節句(四、五の両日)に菖蒲湯を焚き、夏の土用なかばには桃湯を焚き、十二月の冬至には柚湯を焚くのが江戸以来の習であったが、そのなかで桃湯は早く廃れた。
— 岡本綺堂 『明治時代の湯屋』 青空文庫
五月の節句には菖蒲の葉を前髪に結んだり、矢羽根に切ったのを簪にさしたものだった。
— 続旧聞日本橋・その一 『大門通り界隈一束』 青空文庫
作例 · 標準
五月の節句には、軒先に菖蒲を飾って厄払いをする習わしがある。
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初孫にとって初めての五月の節句なので、親戚一同が集まってお祝いをした。
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五月の節句の食べ物といえば、やはり柏餅とちまきが欠かせない。
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