白髪頭
しらがあたま
名詞
標準
gray or silver haired (grey)
文例 · 用例
そこで尊敬を忘れずに心易立てをも敢てする老僕の態度で、スタニスラウスの白髪頭の上へ首を屈めて云つた。
— DAS FAMILIENFEST 『祭日』 青空文庫
もうこの上は我慢も遠慮もない、その翌朝例の如く食事を初めた時に、私は番人夫婦に向って、「お前さん達は長年この別荘に雇われていなさるのかね」と、何気なく尋ねると、夫の方は白髪頭を撫でて、「はい、私しは当年五十七になりますが、丁度四十一の年からここに雇われて居ります」と云う。
— 岡本綺堂 『画工と幽霊』 青空文庫
」 重蔵も漫ろに三十年|前の夢を辿って、谷川の流に映る自己の白髪頭を撫でた。
— 岡本綺堂 『飛騨の怪談』 青空文庫
白髪頭の甚右衛門は帳場から顔を出して、笑いながら挨拶した。
— 十五夜御用心 『半七捕物帳』 青空文庫
其中庵主 右三章 山頭火しるす夜、樹明君がバリカンを持つて来て、白髪頭を理髪してくれた、ありがたい、言語同断ありがたかつた。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
ある晩秋だか初冬の夕だかに斯んな田圃から町の方へ、黄ろい大きな前歯をむき出したお婆さんが一人白髪頭をふりさばいて黙つて歩いて行く――こんなことが凄いやうに描いてありはしませんでした?
— 断片三種 『処女時代の追憶』 青空文庫
彼女が馬車に乗ってたら、関所の因業なおじさんは、ちっとも通行税とらないで、一寸白髪頭をこすって、低い幌馬車見送った。
— 岡本かの子 『決闘場』 青空文庫
それが白い麻の支那服を著て、一等の談話室の、ラジオの黒い喇叭が二つ背中合せに立っている緑の大卓を前に控えて、ポケットから大きな眼鏡を取り出すと、白髪頭をひと振り振って両耳へ掛ける。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
作例 · 標準
白髪頭の老紳士が、静かに読書をしていた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼の白髪頭は、まるで雪のようだった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
白髪頭の人が、若者に道を譲っていた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash