高二
こうに
名詞
標準
文例 · 用例
軸に書かれた八郎次の孫なる当代大和田十郎次は、旗本も旗本、石高二千八百石を領する小普請頭のちゃきちゃきだったからです。
— 日光に現れた退屈男 『旗本退屈男 第八話』 青空文庫
うしろに嶮しい山を控えて、屋敷はさすがに知行高二千八百石の名に恥じない御陣屋風の広大もない構えでした。
— 日光に現れた退屈男 『旗本退屈男 第八話』 青空文庫
慶一は、高二といわず、五年という、この学校の習慣が生きていることをうれしく思った。
— 第3章 フルサークル、1991年 『45回転の夏』 青空文庫
その寄合医師を命ぜられ、高二百俵を受けたのは三月五日である。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
その神林を全滅されて、有田、日高二郡ごときは、すでに研究の地を失えるなり。
— 南方熊楠 『神社合祀に関する意見』 青空文庫
「二村、天山の二カ村が表高百五十石に御座りまするが、内実は二百石に上りまする」「ほかに表高二百石の処は無いか」「ほかには寸地も……」「ウム。
— 夢野久作 『名君忠之』 青空文庫
半蔵らに言わせると、当時は幕府閣僚の権威が強くなって、何事につけても権威をもって高二万石にも達しない飯田のような外藩にまで臨もうとするからである。
— 第一部下 『夜明け前』 青空文庫
石高二万八千石、江戸の上屋敷は、神田一番原、御火除地まえにござります。
— 林不忘 『煩悩秘文書』 青空文庫