盆の縁
ぼんのふち
名詞
標準
edge of a tray
文例 · 用例
然し、いづれ独立あそばすので御坐いませう」「勿論です」「さうして、まづ何頃彼方と別にお成りあそばすお見込なのでございますの」「資本のやうなものが少しでも出来たらと思つてゐます」 満枝は忽ち声を斂めて、物思はしげに差俯き、莨盆の縁をば弄べるやうに煙管もて刻を打ちてゐたり。
— 尾崎紅葉 『金色夜叉』 青空文庫
今時の者はこれじゃっでならん」 膝立て直さんとして、持病のリュウマチスの痛所に触れけん、「あいたあいた」顔をしかめて癇癪まぎれに煙草盆の縁手荒に打ちたたき「松、松松」とけたたましく小間使いを呼び立つる。
— 徳冨蘆花 『不如帰 小説』 青空文庫
そうしているうちに、わたくしの身体が少しずつ上へ上へと引き上げられるようでございます……その時も私は、どちらでもよいと思いました」 小坊主の言葉を聞いている竜之助は、煙草盆の縁で煙草の吸殻をハタきます。
— 小名路の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
作例 · 標準
お茶を運ぶとき、盆の縁を持って慎重に運んだ。
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盆の縁に指をかけて、重い食器をテーブルに置いた。
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盆の縁が少し欠けていたので、新しいものに買い替えることにした。
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