しくる
しくる異読 シクる
動詞-五段-ラ行動詞-自動詞動詞-他動詞
標準
to fail
文例 · 用例
それぞ死よ――はたは死人よ……やさしくるほし!
— 中原中也 『ヂェラルド・ド・ネルヴァル』 青空文庫
ま白き波をながしくる、 かの峡川と北上は、かたみに時を異にして、 ともに一度老いしなれ。
— 宮沢賢治 『文語詩稿 一百篇』 青空文庫
風なく波なく、さしくる潮の、しみじみと砂を浸す音を翁は眼閉じて聴きぬ。
— 国木田独歩 『たき火』 青空文庫
所詮、行末の計られませぬ病人を、まんろくな者と申しくるめて御引取願いましては商売冥利に尽きますると平に御宥免を願いましたが、流石に長者様とも呼ばるる御方様の御腹中は又格別なもので、さては又あれが御老人の一徹とでも申上るもので御座いましょうか、いやいやそれは要らざる斟酌。
— 夢野久作 『名娼満月』 青空文庫
その顔を覗き込む女房の真実心配そうなを見て、何か知らず無性に悲しくなってじっと湿みのさしくる眼、自分で自分を叱るように、ええと図らず声を出し、煙草を捻って何気なくもてなすことはもてなすものの言葉もなし。
— 幸田露伴 『五重塔』 青空文庫
* 少しくると龍介はあやふやな気持で立ち止まった。
— 小林多喜二 『雪の夜』 青空文庫
外には、自然も人間も圧しくるむような雨が煙って降っている。
— 宮本百合子 『心の河』 青空文庫
これに反し、もしこれを他人の自利心に訴え、自己が他人に向かって要求するところのものを、他人が自己のためになしくるるは、すなわち彼ら自身の利益なることを知らしむるならば、容易にその目的を達し得らるるであろう。
— 河上肇 『貧乏物語』 青空文庫
作例 · 標準
「昨日のプレゼン、どうだった?」「いや、完全にしっくっちゃって凹んでるわ。」
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料理の味付けを間違えて、せっかくのディナーをしっくった。
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大事なデートの待ち合わせ時間を勘違いして、最初からしっくるなんて最悪だ。
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