寝藁
ねわら
名詞
標準
(stable) litter
文例 · 用例
がっちりしたおっかさんのような家だよ」 立止まると蕗を混ぜた味噌汁の匂いと家畜の寝藁の匂いとしずかに嗅ぎ分けられた。
— 岡本かの子 『百喩経』 青空文庫
併し物音は馬が寝藁の上に転がつたのであつた。
— 森鴎外 『金貨』 青空文庫
一頭の豚は、男が親切に、とり替へてやつた寝藁を蹴飛ばし、水桶をひつくり返して、小屋中水だらけにして広い除虫菊畑にとびだしました。
— 童話集 『小熊秀雄全集-14』 青空文庫
入口の右手に寝藁を敷いた馬の居所と、皮板を二、三枚ならべた穀物置場があった。
— 有島武郎 『カインの末裔』 青空文庫
此国の憲法は彼等を逐ふ力無し、まして選挙権なきわれわれ大多数の貧しき平民の力にては……かくしつつ、年毎に、われわれの正義と愛、われわれの血と汗、われわれの自由と幸福は最も臭く醜き彼等|駄獣の群に寝藁の如く踏みにじらる……或年の夏米の値の例なくも昂りければ、わが貧しき十人の家族は麦を食らふ。
— 與謝野晶子 『晶子詩篇全集』 青空文庫
されど、そは諸君が寝藁打乱れたる犬小屋、若しくは糞にまみれし鳥の巣を覗見たる時感じ給ふ心地好さに御座候。
— 永井荷風 『夜あるき』 青空文庫
寝藁は新しいのと取り更へたね。
— 岸田國士 『動員挿話(二幕)』 青空文庫
寝藁は、新しいのと更へたね。
— 岸田國士 『動員挿話[第一稿]』 青空文庫
作例 · 標準
冬の間、牛舎には暖かい寝藁が敷き詰められ、家畜たちが快適に過ごせるようになっている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
馬が快適に眠れるように、寝藁を丁寧に敷き詰める作業は、厩務員の重要な仕事だ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
畑の肥料として、動物たちの寝藁を堆肥化して再利用している。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite