床裏
ゆかうら
名詞
標準
文例 · 用例
此間天床裏から床下まで見たぢやありませんか」「いや、もうお前を床下へ入れるまでもあるまい」 平次は家の中へ入ると、いきなり商賣道具のフイゴに手を掛けました。
— 五つの命 『錢形平次捕物控』 青空文庫
光り物と烈しい響音(天床裏を石臼でも転げるような)と哀哭悲鳴とが建物ぜんたいを包む、それは正に「化物どもが獲物を迎えて大|饗宴をひらく」ようだと彼女は記述している。
— 山本周五郎 『風流化物屋敷』 青空文庫
半月ばかりまえに、外から帰って来た富三郎が、天床裏へなにか隠すのを見た。
— 駈込み訴え 『赤ひげ診療譚』 青空文庫