皆の衆
みなのしゅう
名詞
標準
everybody
文例 · 用例
お手渡で下される儀は、皆の衆も御面倒、これへ、と云うて、あか柄杓を突出いて、どうどうと受けました。
— 泉鏡花 『草迷宮』 青空文庫
もう斯うなつちや神佛の信心では皆の衆に埒があきさうもないに依つて、唯私が居なければ大丈夫だと、一生懸命に信仰なさい、然うすれば屹度助かる。
— 泉鏡花 『旅僧』 青空文庫
伊留満喜三郎 (突然門扉の内に屈みて)やいの、やいの、皆の衆よ。
— 木下杢太郎 『南蛮寺門前』 青空文庫
老いたる男少時槌の手を休めて、人々を顧みながら)皆の衆は、などて、さは黙しておぢやるぞや。
— 木下杢太郎 『南蛮寺門前』 青空文庫
そして言っておくが、皆の衆決して私が留守へ行って、戸をあけることはなりませぬぞ。
— 泉鏡花 『清心庵』 青空文庫
「皆の衆、お控えなされい。
— 菊池寛 『恩讐の彼方に』 青空文庫
皆の衆妨げ無用じゃ」 こういいながら市九郎は、身を挺して、実之助のそばにいざり寄ろうとした。
— 菊池寛 『恩讐の彼方に』 青空文庫
皆の衆御免なされませ。
— 菊池寛 『藤十郎の恋』 青空文庫
作例 · 標準
「皆の衆、よくぞ集まってくれた」と、村長は声を張り上げて祭りの開始を宣言した。
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時代劇のクライマックスで、主人公が「皆の衆、これにて一件落着である」と晴れやかに見得を切った。
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「皆の衆、今日という誇り高き勝利の日を一生忘れるな」と隊長は兵士たちを鼓舞した。
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