形振り
なりふり
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標準
one's appearance
文例 · 用例
すると少女は舞臺の人形振りのやうにこつんと一つうなづいて、大人のやうに、ゆつくり話し出した。
— 岡本かの子 『狂童女の戀』 青空文庫
出しものは「肥後の駒下駄」と、「お染久松」、「土蜘蛛」、「輝虎配膳」などで、延一郎は駒平、お染とでつちの早変り、これは人形振り、「輝虎配膳」は他の役者の出しもので延一郎は出なかつた。
— 伊丹万作 『私の活動写真傍観史』 青空文庫
それが人形振りであります。
— 岸田國士 『日本演劇の特質』 青空文庫
ここに能の動作との著しい対照が起こって来るゆえんがあり、また人形振りが歌舞伎芝居に深い影響を与えたゆえんもある。
— 和辻哲郎 『文楽座の人形芝居』 青空文庫
自然的な人の動作の内に知らず知らずに人形振りが浸み込んで来る。
— 和辻哲郎 『文楽座の人形芝居』 青空文庫
髪を振り乱して、櫓に駈け登る人形振りのお七、激情に取り逆せて、見るも凄まじい美しさは、これが勢州亀山六万石の殿様の隠し芸かと思うと「鑿を取っては」の誇りに充ち満ちた、六郷左京の自慢の角をへし折ります。
— 左京の恋 『奇談クラブ〔戦後版〕』 青空文庫
例えば『春色梅暦』巻之七に出ている流行唄に「気だてが粋で、なりふりまでも意気で」とある。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
叔母さんは五十近くでなりふりなど古風で常識的だが、なまなかの若者より敏感なのだ。
— 岡本かの子 『鶴は病みき』 青空文庫
作例 · 標準
彼は自分の形振りを全く気にせず、昼夜を問わず研究に没頭している。
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「そんなだらしない形振りで、これから大事な商談に行くつもりなのか?」
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鏡の前で、自分の形振りが不自然でないか、何度も入念にチェックする。
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