太枘
だぼ異読 ダボ
名詞
標準
dowel
文例 · 用例
月が車室のちゃうど天井にかかってゐるらしく、窓の氷はただぼんやり青白いばかり、電燈は一そう暗くなりました。
— 宮澤賢治 『氷と後光』 青空文庫
盛岡の上のそらがまだぼうっと明るく濁って見える。
— 宮沢賢治 『或る農学生の日誌』 青空文庫
おみちは娘のような顔いろでまだぼんやりしたように座っていた。
— 宮沢賢治 『十六日』 青空文庫
)おみちはまだぼんやりして何か考えていた。
— 宮沢賢治 『十六日』 青空文庫
始めて気のついた時はハルシネーションのようにはっきり見えたが、その後はただぼんやり、しかしそれが画像の顔だという事がわかるくらいに現われたり消えたりした。
— 寺田寅彦 『自画像』 青空文庫
たぶんは退屈で、しいて理屈をつけて見ているうちに頭が痛くなるようなものではないかと思っていた予想に反して、ただぼんやり見ているだけでなんとなく気持ちのいい、ともかくも充分楽しめるものであるということを発見して少々驚いたのであった。
— 寺田寅彦 『踊る線条』 青空文庫
しかし、私ときこりの見た雪は、ただぼんやりした着物の赤い色だけであった。
— 太宰治 『断崖の錯覚』 青空文庫
針の筵に坐った思いとよく人は言うけれども、私は雲霧の筵に坐った思いで、ただぼんやりしているのである。
— 太宰治 『玩具』 青空文庫
作例 · 標準
棚のパーツを固定するために、太枘を穴に差し込んで金槌で軽く叩いた。
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木材の接合部を美しく仕上げるには、正確な位置に太枘を通す必要がある。
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「この太枘、サイズが少し合わないから、やすりで削って調整して」
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