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名詞
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標準
文例 · 用例
秦や隋や王笑して以て狂と為し、或は陰に之を詆す。
幸田露伴 運命 青空文庫
私愚案の真の忠臣は、大兄の角力のやうに致したきものなり、何分にも打つてもはたいても、地震があらうが雷が落ちようが、粘り附き絡み附き放さず、縦令親父の名を汚す役に立ずと云はれても、なんでもを忍んで主君の玉体を見届けるが理長ずるかと存じ候。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
書牘は皆|※毒罵の語をなしてゐる。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
第八章 家の内には己と老婢との外に、今客も在らざるに、女の泣く声、る声の聞ゆるは甚だ謂無し、我或は夢むるにあらずやと疑ひつつ、貫一は枕せる頭を擡げて耳を澄せり。
尾崎紅葉 金色夜叉 青空文庫
七生までその願は聴かじと郤けたる満枝の、我の辛さを彼に移して、先の程より打ちもりもしたりけんを、猶慊らで我が前に責むるかと、貫一は怺へかねて顫ひゐたり。
尾崎紅葉 金色夜叉 青空文庫
然れども余は存生中の人を評論するに於て、二箇のおもしろからぬ事あるを慮るなり、其一は、もし賞揚する時に諛言と誤まられんか、若し非難する時に評と思はれんか、の恐れあり。
北村透谷 明治文学管見 青空文庫
幸いなことには、津田生は父祖伝来の家産を豊かに持っていたから、研究費には差支えることは免れたが、不幸なことには、この熱心な発明慾が周囲の誰にも諒解されないのみならず、それに冷笑と罵とが注がれたことは、古今東西の発明家が味わった運命と同じことでありました。
弁信の巻 大菩薩峠 青空文庫
しかし、それらの誤解と、冷笑と、罵の間に、津田生が超然として発明製作の実行に精進していたことは、少なくとも古今東西の発明家の持つ態度と同じものでありました。
弁信の巻 大菩薩峠 青空文庫