樹名
じゅめい
名詞
標準
文例 · 用例
樹名を書いた札のついてゐるのは有難いが中々一度見た位では覚えられさうもない。
— 寺田寅彦 『雨の上高地』 青空文庫
樹名を書いた札のついているのは有難いがなかなか一度見たくらいでは覚えられそうもない。
— 寺田寅彦 『雨の上高地』 青空文庫
クラークの胸像のように、エルムという樹名も追放されていたのであろうか?
— ――北海道初行脚―― 『望郷』 青空文庫
楡なぞという木を見たこともない開拓民たちは、サッポロ・チャシナイ・クッチャンなどと耳馴れぬアイヌ地名を覚えるのと同じ気安さで、アメリカの教師が教えたエルムという樹名に親しんでいったことであろう。
— ――北海道初行脚―― 『望郷』 青空文庫
(大日本老樹名木誌。
— 柳田國男 『日本の伝説』 青空文庫
(徳島県老樹名木誌。
— 柳田國男 『日本の伝説』 青空文庫
樹名は非常にその木が珍しいか、または巨大であるならば、単なる存在だけからでも地名に採用せられ得る場合はあるが、オウチの木はその現状から推して考えると、どうもそればかりの理由ではなかったようである。
— 柳田國男 『アテヌキという地名』 青空文庫
その頃からもう私は、このアテという樹名に不審を抱いていたのである。
— 柳田國男 『アテヌキという地名』 青空文庫