知らない間に
しらないあいだに
表現
標準
before one knows it
文例 · 用例
知らない間に、私の總身は疲れきつてゐたのだつた。
— 南部修太郎 『ハルピンの一夜』 青空文庫
それは山の宿の小間物屋の女房で、かれは誰も知らない間に、裏の井戸端で啖い殺されていた。
— 鬼娘 『半七捕物帳』 青空文庫
それは、九官鳥の「モシモシカメヨ」が、事によると、今ここで想像したような人工音製造の実験を、鳥自身も人間も知らない間に、ちゃんと実行しているのではないかということである。
— 寺田寅彦 『疑問と空想』 青空文庫
勿論、能楽としての常識や技術は人の知らない間に知りつくし備えつくしているのは、十五の年に六平太先生の道成寺の鐘を引いた一事でもわかる。
— 夢野久作 『実さんの精神分析』 青空文庫
ちっとも知らない間に治すのだよ。
— 夢野久作 『豚吉とヒョロ子』 青空文庫
「私の知らない間に、娘がちょっろりと、あなたさまに部屋をお貸ししたと聞いて、実は私は、怒りました。
— 岡本かの子 『河明り』 青空文庫
そして、私は知らない間に何かに誘はれるやうに、深く眠り落ちてしまつた。
— 南部修太郎 『女盗』 青空文庫
攫徒は、その時の事を恩にして、警察では、知らない間に袂へ入れて置いて逆捩を食わしたように云ってくれたけれど、その実は、知っていて攫徒の手から紙入を受取ってやったんだ。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
作例 · 標準
知らない間に、時計の針は深夜を回っていた。
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彼は知らない間に、すっかり大人になっていた。
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知らない間に、プロジェクトは最終段階に入っていた。
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