画賛
がさん
名詞
標準
文例 · 用例
散歩、面談の用事が出来て谷川君徃訪、ついでにNさん徃訪、酒と飯とをよばれる、画賛を書かされる、それから沙魚釣、釣れないので、鰕と蜆貝とをあさつて戻つた。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
榛軒詩存に「山水自画賛」の七絶がある。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
」 これは、名高い昔の禅僧が残した言葉で、おふくが文を持つ立姿の図に、その画賛として書かれたものであるといふ。
— 島崎藤村 『婦人の笑顔』 青空文庫
(七月七日)五十七○画賛といふ事は支那に始まつて、日本に伝はつた事と思はれるが、恐らくは支那でも近世に起つたことであらう。
— 正岡子規 『病牀六尺』 青空文庫
日本でも支那画をまねた者には、画賛即ち詩を書いた者があるが、多くは贅物と思はれる。
— 正岡子規 『病牀六尺』 青空文庫
山水などの完全したる画には何も文字などは書かぬ方が善いので、完全した上に更に蛇足の画賛を添へるのが心得ぬ事である。
— 正岡子規 『病牀六尺』 青空文庫
それは人物独りでは画として不完全に考へられることもあるので画賛を以てその不足を補ふのである。
— 正岡子規 『病牀六尺』 青空文庫
麁画にても趣向の完全したる者には、画賛は蛇足であるが画だけでは何だか物足らぬといふやうな場合に俳句の賛を書いて、その趣味の不足を補ふ事は悪い事ではない。
— 正岡子規 『病牀六尺』 青空文庫
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画賛(がさん)とは、絵画用語だが、中国と日本で、指しているものが違う。賛、画讃、讃ともいう。
出典: 画賛 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0