獣畜
じゅうちく
名詞
標準
wild and domestic animals
文例 · 用例
すなわち馬と驢が、数千代の永い間仕付けられて、ますます有用の度を加え居るところへ、一朝|山出のゼブラやドーをいかほど急いで仕込んだって、競走の見込み絶無ならずやとはすこぶる名言で、獣畜の上のみでなく、人間教育の上にも、大いに参考になるようだ。
— 馬に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
古今東西人|毎にかかる癖ありや否やを知らねど、牛が道中で他の牛の小便に逢わば必ず嗅いで後鼻息吹き、猫犬が自分の糞尿を尋ねて垂れ加え、また諺に紀州人の伴小便などもいわば天禀人にも獣畜類似の癖あるのが本当か。
— 馬に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
その時一の夜叉名を賓伽羅と呼ぶ者曠野に住んで血肉を食い、その住む処樹木すら枯れ獣畜も逃れ去るほど故、人はとても活き得ず。
— 犬に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
胎児の先祖代々に当る人間たちは、お互い同志の生存競争や、原人以来遺伝して来た残忍卑怯な獣畜心理、そのほか色々勝手な私利私慾を遂げたいために、直接、間接に他人を苦しめる大小様々の罪業を無量無辺に重ねて来ている。
— 夢野久作 『ドグラ・マグラ』 青空文庫
娘の仇討なら、どんなお役でも引受ます」六 獣畜市会 市長自らが煙煤防止の演説をするのもおかしいと思うたから、市会の有力者、すなわち市会議長自らに提案の説明をしてもらうことになった。
— 賀川豊彦 『空中征服』 青空文庫
昔の神道学者が、けものとけだものとを区別して、前者は野獣ゆえ食うてよく、後者は家畜とて食うはわるしと云われたのは無意味であって、古く我国では獣畜の差なく食した。
— 中山太郎 『穀神としての牛に関する民俗』 青空文庫
作例 · 標準
古代の法律には、獣畜による被害の補償についての規定があった。
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その村では、人間と獣畜が同じ屋根の下で暮らす光景が見られた。
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飢饉の際には、貴重な食料を獣畜に奪われないよう見張りが必要だった。
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