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毘羅

毘羅
名詞
1
標準
文例 · 用例
どうして下界のやつばらが真似ようたってできるものか」「ひどくいうな」「ほんのこったがわっしゃそれご存じのとおり、北廓を三年が間、金毘羅様に断ったというもんだ。
泉鏡花 外科室 青空文庫
何処へ行きます」 「俺の代りに金毘羅様へお礼参りに行って来て貰い度え」 「へえ、承知致しました……?
山中貞雄 森の石松 青空文庫
親分、金毘羅様って一体何処の金毘羅様で……?
山中貞雄 森の石松 青空文庫
」 「何処のってお前、金毘羅様と言やァ、讃岐の金毘羅様に決ってるじゃねえか」 「矢ッ張り、あの讃岐の……驚いたね、どうも」 「此の親譲りの五字忠吉と奉納金百五十両、此奴を俺の代りに金毘羅様へ納めて来て呉れ」 「へい……?
山中貞雄 森の石松 青空文庫
誰か他の奴を選ンでやっておくんなせえまし」 大瀬の半五郎が次郎長に、 「親分」 「何ンだ、半五郎」 「親分が石松に使えに行って来いと仰しゃるから、俺ァ隣へ釘抜きでも借りに行くのかと思って居たら、金毘羅様迄行くんじゃ石松が可哀そうだ。
山中貞雄 森の石松 青空文庫
さて、今から二千五百年の昔、中印度、迦毘羅城に、釈迦族の王子として生れ、現実の悲哀を観じ、二十九歳にして出家せられ、六年苦行、三十五歳にして道を得られ、四十五年間説法の後、八十にして入滅せられた釈尊も、仏陀と称するのであります。
岡本かの子 仏教人生読本 青空文庫
八人の船子は効無き櫓柄に縋りて、「南無金毘羅大権現!
泉鏡花 取舵 青空文庫
すると駿介の部落にも、「金毘羅山の上で雨乞ひの火を焚かないかん。
島木健作 生活の探求 青空文庫