油断も隙もない
ゆだんもすきもない
表現
標準
one must constantly be on one's guard with ...
文例 · 用例
雪之丞の、そうした容態は、相も変らず、淑やかに、優しかったが、しかし、不思議に、五分の油断も隙もない気合が漲って、どんな太刀をも、寄せつけなかった。
— 三上於菟吉 『雪之丞変化』 青空文庫
即ち神奈川県に一足這入れば、満員の電車といへども人々は整然と立並び、電車の震動と共に規則正しく揺れ、立並ぶ林の如くであるけれども、ひとたび彼等の眼付を見れば四方八方油断も隙もないことが分る。
— 坂口安吾 『総理大臣が貰つた手紙の話』 青空文庫
宜いか、大急ぎだぞ――相手は容易ならぬ曲者だ、油断も隙もないぞ」「合点」 ガラッ八の八五郎は、裾を端折って飛び出しました。
— 怪盗系図 『銭形平次捕物控』 青空文庫
さればこそ、この油断も隙もないもてなしを、遠慮会釈もなく引受けて、太平楽に納まり込み、「江戸を一歩一歩と離れるのは、それだけ故郷に対して一歩一歩と淋しくもあるが、京へ一歩近づくほどに、酒がよくなるのは有難え。
— 農奴の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
作例 · 標準
その政治家は、常に情報網を張り巡らせ、油断も隙もない。
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このビジネスでは、競争相手との関係は油断も隙もないものだった。
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自然界では、獲物も捕食者も、常に油断も隙もない状態で生きている。
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