待ちに待った
まちにまった
表現形容詞-語幹
標準
long-awaited
文例 · 用例
待ちに待った朝は来た、朝がいかなる方面から、いかに忍び足に寄って来て、一秒ずつ額を白くしたかは徹夜凝視しても解らない、夜と朝の筋目が判然と目立つほどなら、地球の緯度線が草鞋の爪先に引っかかるわけである、しかも争う可らざるは朝の神秘なり、一たび臨むとき、木偶には魂を、大理石には血を与る。
— 小島烏水 『奥常念岳の絶巓に立つ記』 青空文庫
待ちに待った過越の祭、エルサレム宮に乗り込む、これが、あのダビデの御子の姿であったのか。
— 太宰治 『駈込み訴え』 青空文庫
神山甚兵衛も、出陣以来、待ちに待った日にあうことを喜んだ。
— 菊池寛 『恩を返す話』 青空文庫
待ちに待った名人のすっと胸がすくような伝法句調が、はじめてズバリと言い放たれました。
— 明月一夜騒動 『右門捕物帖』 青空文庫
なんのために、そう厳重にしてあるのだろうかと怪しみながら、二重三重の包紙をやぶって、やっと待ちに待った品物が、杉田二等水兵の眼の前に出てきた。
— 海野十三 『浮かぶ飛行島』 青空文庫
そして彼の焦躁がどうにも待ちきれなくなり、遂に一大爆発をしようとした午後九時になって、廊下に跫音も荒々しく、待ちに待った牧山大佐がひどく興奮した面持をして這入ってきた。
— 海野十三 『流線間諜』 青空文庫
待ちに待った敵機をついにとらえたからだ。
— 海野十三 『空襲警報』 青空文庫
その日の暮れ方、税関の門がもう閉まろうという前、待ちに待ったレッド老人の声がやっと門の方から聞えた。
— 海野十三 『軍用鼠』 青空文庫
作例 · 標準
待ちに待った新製品がようやく発売された。
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待ちに待った休暇で、海外旅行に出かける。
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待ちに待った瞬間が、ついにやってきた。
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