幻辞.com

幅広

はばびろ
名詞-の形容詞形容動詞名詞頻度ランク #28873 · 青空 84
1
標準
wide (e.g. belt, shoes, ribbon)
文例 · 用例
彼の笑といふ笑は哄笑であり、その度に鳩尾の上辺りに垂れてゐる白の、幅広く厚くもある旧式の羽織紐が、トロントロンと揺れた。
中原中也 校長 青空文庫
尾根の頂上へ出たときは、大斜線の岩壁が、深谷へ引き落されて、低くなったかとおもうと、また兀々とした石の筋骨が、投げ上げられて、空という空を突き抜いている、そうして深秘な碧色の大空に、粗鉱を幅広に叩き出したような岩石の軌道が、まっしぐらに走っている。
小島烏水 谷より峰へ峰より谷へ 青空文庫
蜻蛉の形をしたこの島山の胴のまん中に、岩と岩との幅広い断れ目の溝があって、そのあわいから、わたくしは生い立たせられつつあるのを見出したのでした」 西の海を越えて、うねって来た二つの大きな山の脈系、それは島山の胴の裂け目を界にして南北に分けられる。
岡本かの子 富士 青空文庫
贄卓の上の色硝子の窓から差し入る夕日が、昔の画家が童貞女の御告の画にかくやうに、幅広く素直に中堂に落ちて、階段に敷いてある、色の褪めた絨緞を彩つてゐる。
DIE FLUCHT 駆落 青空文庫
幅広に生えてゐる、白くなつた八字髭は根の処がもうきたない黄色になつてゐる。
GREISE 老人 青空文庫
彼が家の横なる松、今は幅広き道路のかたわらに立ちて夏は涼しき蔭を旅人に借せど十余年の昔は沖より波寄せておりおりその根方を洗いぬ。
国木田独歩 源おじ 青空文庫
私はそいつの幅広い背を見たように思った。
梶井基次郎 冬の蠅 青空文庫
これは疑いもない向う鉢巻を致しました証跡で……つまり丁半や花札を引きまする場合には、男でも鬢の乱れを止めるために幅広う鉢巻を致しまする者が多いので、博奕打の朝髪と申しまするのはこげな髪の乱れを隠すために、綺麗に手を入れるからで御座りまする。
――博多名物非人探偵 狂歌師赤猪口兵衛 青空文庫
作例 · 標準
幅広のベルトはウエストマークに効果的で、スタイルアップに見える。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
私の足は幅広なので、普通の靴だと窮屈に感じる。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
この幅広のリボンを使って、プレゼントをラッピングしよう。
幻辭AI · gemini-2.5-flash