釈教
しゃっきょう
名詞
標準
文例 · 用例
長、短、長短、合計三十六本の線が春夏秋冬|神祇釈教恋無常を座標とする多次元空間に、一つの曲折線を描き出す。
— 寺田寅彦 『柿の種』 青空文庫
ここでは神祇釈教恋無常の活躍は許されない。
— 寺田寅彦 『連句雑俎』 青空文庫
連句の変化を豊富にし、抑揚を自在にし、序破急の構成を可能ならしむるために神祇釈教恋無常が適当に配布される。
— 寺田寅彦 『俳諧の本質的概論』 青空文庫
蟇の額には夜光の明珠があると云うが、吾輩の尻尾には神祇釈教恋無常は無論の事、満天下の人間を馬鹿にする一家相伝の妙薬が詰め込んである。
— 夏目漱石 『吾輩は猫である』 青空文庫
また全体が理窟めきたる歌あり(釈教の歌の類)、これらはかへつて言ひ様にて多少の趣味を添ふべけれど、この芳野山の歌の如く、全体が客観的即ち景色なるに、その中に主観的理窟の句がまじりては殺風景いはん方なく候。
— 正岡子規 『歌よみに与ふる書』 青空文庫
また全体が理屈めきたる歌あり(釈教の歌の類)これらはかえって言いようにて多少の趣味を添うべけれど、この芳野山の歌のごとく全体が客観的すなわち景色なるにその中に主観的理屈の句がまじりては殺風景いわん方なく候。
— 正岡子規 『歌よみに与ふる書』 青空文庫
一、表六句(百韻は八句)には神祇、釈教、恋、無常、述懐、人名、地名、疾病等を禁ず。
— 正岡子規 『俳諧大要』 青空文庫
彼等は、第一門に敬神、釈教を区分した。
— 宮本百合子 『蠹魚』 青空文庫