命の水
いのちのみず
表現名詞
標準
water of life
文例 · 用例
こういう時代において、それ自身だけに任せておくととかく立ち枯れになりやすい理論に生命の水をそそぎ、行き詰まりになりやすい抽象に新しい疎通孔をあけるには、やはりいろいろの実験が望ましい。
— 寺田寅彦 『量的と質的と統計的と』 青空文庫
――あくる朝、命の水を汲まうとすると、釣瓶に一杯、汚い獸の毛が浮いて上る……三毛猫の死骸が投込んであつた。
— 泉鏡太郎 『間引菜』 青空文庫
結局、一定の定つた生命の水量を撒き散らす彼の運命に役立つことであつた。
— 岡本かの子 『花は勁し』 青空文庫
人類亡滅の運に向つて居ることを覺る時になつたらば、其の掘鑿し難い智慧の井を深く/\掘鑿せんと、恐ろしい猛烈鋭利な意識の錐や鶴嘴を振り廻して、そして燃ゆるやうな生存慾の渇を止めんが爲に生命の水を汲まうとするで有らうか。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
「ではついででございますから命の水を一とびんと死の水を一とびんほしゅうございます。
— 鈴木三重吉 『黄金鳥』 青空文庫
王さまはまたウイリイをお呼びになって、命の水と死の水を持って来い、それが出来なければすぐに命を取ってしまうとお言いになりました。
— 鈴木三重吉 『黄金鳥』 青空文庫
ウイリイは銀のびんをもらって来て、馬のさしずどおりに、一つへ命の水という字を彫らせ、もう一つへは、死の水という字を彫らせました。
— 鈴木三重吉 『黄金鳥』 青空文庫
馬はウイリイに、親烏が立って出るまで待っていて、その留守に木へ上って、巣にいる子烏を一ぴき殺して、命の水を入れるびんを、そっと巣の中に入れておくように教えました。
— 鈴木三重吉 『黄金鳥』 青空文庫
作例 · 標準
砂漠で遭難した彼にとって、オアシスの水はまさに命の水だった。
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何日も続いた断水の末、蛇口から出た一杯の水が命の水に思えた。
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長距離走の後、コーチが差し出してくれたスポーツドリンクは、乾ききった身体にとって命の水だった。
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標準
distilled liquor (brandy, whisky, etc.)
作例 · 標準
仕事終わりの一杯は、俺にとっての命の水さ。
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祖父は毎晩、琥珀色に輝くウイスキーを「わしの命の水じゃ」と言いながらうまそうに飲んでいた。
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「バーテンダー、いつもの命の水を頼む。」
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ブランデーの芳醇な香りが広がり、彼はそれを命の水と呼んだ。
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標準
semen
作例 · 標準
子宝に恵まれない夫婦は、最後の望みをかけて不妊治療専門のクリニックを訪れ、そこで命の水を託した。
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種の保存のため、雄牛から採取された命の水は厳重に管理されている。
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彼は自分の遺伝子を残すため、命の水を精子バンクに預けることにした。
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ウィキペディア
「命の水」(いのちのみず)は、七緒香の4枚目のシングル。
出典: 命の水 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0