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板上

ばんじょう
名詞
1
標準
文例 · 用例
―― 私は橋板上へ、坐り込んでしまった。
葉山嘉樹 浚渫船 青空文庫
そうして肉片を鋤の鉄板上に載せたのを火上にかざし、じわじわ焼いて食ったというのである。
寺田寅彦 言葉の不思議 青空文庫
』と百數十の船員等は夢中になつて甲板上を狂奔した。
押川春浪 海島冐檢奇譚 海底軍艦 青空文庫
断雲の絶間より、幽霊火のごとき星の照らす甲板上には、今しも一団の黒影入り乱れて闘いおるなり、人数およそ二十人ばかり、我が帆船の水夫のみにはあらず、オオ、これ何事ぞ!
押川春浪 南極の怪事 青空文庫
梯子の中段に立ち止まって余は耳を澄ます事|少時、ここより上に昇るべきか昇るまじきか、甲板上になお海賊おらば、余はただちに殺されん、されど甲板上の光景を見ぬうちはどうも安心できず、余はついに意を決し、殺さるる覚悟にてふたたび昇り始めぬ。
押川春浪 南極の怪事 青空文庫
梯子を昇りつくし、それでもなるべく音の立たぬよう昇降口の蓋を開き、じつに恐る恐る半身を突出して甲板上の光景を眺めしが、オオ!
押川春浪 南極の怪事 青空文庫
九 船底に逃げこみ、昇降口の蓋を閉せば、その陰鬱なる事さながら地獄のごとし、しかり、ここはたしかに地獄なり、余の頭上にあたる甲板上には、今なお身を大檣に縛せるまま死せる人間もあるにあらずや。
押川春浪 南極の怪事 青空文庫
筒井俊正君の実験で液滴が板上に落ちて分裂する場合もこれに似ている事が知られた。
寺田寅彦 物理学圏外の物理的現象 青空文庫