サンガ
さんが
名詞
標準
文例 · 用例
草田サンガ、マッテル。
— 太宰治 『水仙』 青空文庫
ソノホカニモ水死人、サマザマノスガタデ考エテイルソウデス、白イ浴衣着タ叔父サンガ、フトコロニ石ヲ一杯イレテ、ヤハリ海ノ底、砂地ヘドッカトアグラカイテ威張ッテイタ。
— 太宰治 『創生記』 青空文庫
緒方サンニハ、子供サンガアッタネ。
— 太宰治 『ア、秋』 青空文庫
「トパァスのつゆはツァランツァリルリン、 こぼれてきらめく サング、サンガリン、 ひかりの丘に すみながら なぁにがこんなにかなしかろ」 まっ碧な空では、はちすずめがツァリル、ツァリル、ツァリルリン、ツァリル、ツァリル、ツァリルリンと鳴いて二人とりんどうの花との上をとびめぐっておりました。
— 宮沢賢治 『虹の絵具皿』 青空文庫
』『サンガロー街――おつかさん、私の家も彼處にあるんですねえ。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
読んでみると章坊の手らしい幼い片仮名で、フジサンガマタナクと書いてある。
— 鈴木三重吉 『千鳥』 青空文庫
目下の所サヴァイイ族は飽く迄首狩を固執しているが、ツアマサンガ族は首の代りに耳を斬取るだけで我慢しているのだ。
— 中島敦 『光と風と夢』 青空文庫
「オヤ ミナサン」ト ソノ トキ ウマノ ヲバサンガ イヒマシタ。
— 新美南吉 『ウマヤノ ソバノ ナタネ』 青空文庫
ウィキペディア曖昧さ回避
サンガ
仏教・サンスクリット
- サンガ(梵: saṃgha)
- 僧伽あるいは僧。仏教の出家修行者(比丘・比丘尼)により形成される組織。全世界のすべての比丘・比丘尼が理念上所属する「四方サンガ」と、個々の比丘・比丘尼たちが実際に所属している個別の「現前サンガ」とがある。漢訳仏典では、saṃghaを音写した「僧伽(そうぎゃ)」あるいはその省略形として「僧(そう)」という表記を使用。現代の学術用語としては「サンガ」のほか、「僧団」という訳語が使用されている。
- サンスクリット語でsaṃghaは、仏教の出家修行者(比丘・比丘尼)の集団だけでなく、「集団」や「組合」を意味する一般的な用語でもある。
- 政治史の領域では古代インドの一部の国に見られた政治形態・統治形態、国の形態を示すための用語として用いられており、専制王をもたず集会で選出された首長が行政権を持つ、一種の共和制のことで、英語ではrepublicと訳す。古代インドにおいて有力者の集会によって指導・統治される制度を有した国々のこと。リッチャヴィ朝やシャーキャ族(釈迦族)などが代表的である。同じく集団を意味した「ガナ」という呼称でもこれを呼ぶことがある。→ガナ・サンガ国
人名
- サンガ (元) — 元朝に仕えたチベット人財務官僚。
- ロックバンドLOOPUSのベーシスト三賀勝稔のこと。
- 日本の俳優・歌手、パークマンサーの旧活動名の一つ。
団体・企業
- 日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)に加盟するサッカークラブ、京都サンガF.C.
- サンガ (出版社) — 仙台の仏教書出版社(1998-2021)
- サンガ新社 — 上記の社員が設立した新社(2021-)
その他
- 山窩 — サンカともいう。日本にかつて存在した非定住民の集団。
- 千葉県の郷土料理であるなめろうを焼いたもの。「さんが焼き」とも。
- サンガ (高昌王)
出典: サンガ — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0