輪抜け
わぬけ
名詞
標準
jumping through a hoop
文例 · 用例
熊が馬へ乗って埒の周囲をかけ廻る、棒を飛び超える、輪抜けをすると書いてある。
— 夏目漱石 『倫敦消息』 青空文庫
厭わぬけれど……明さんがそうすると、私たちと同一ような身の上になりますもの…… それはもう、この頃のお心では、明さんは本望らしい――本望らしい、」 とさも懸想したらしく胸を抱いたが、鼻筋白く打背いて、「あれあれ御覧なさいまし。
— 泉鏡花 『草迷宮』 青空文庫
今度名古屋へ来た連中もそうじゃ、贋物ではなかろうから、何も宗山に稽古をしてもらえとは言わぬけれど、鰻の他に、鯛がある、味を知って帰れば可いに。
— 泉鏡花 『歌行燈』 青空文庫
…… その事は言わぬけれど、明方の三時から、夜の白むまで垢離取って、願懸けすると頼んだら、姉さんは、喜んで、承知してくれました。
— 泉鏡花 『歌行燈』 青空文庫
尻に敷いても構わぬけどね……君は女じゃないから」 変な洒落を云って、笑った。
— 織田作之助 『それでも私は行く』 青空文庫
詩は古典的でなければならぬとは思わぬけれども、現在の日常語は詩語としてはあまりに蕪雑である、混乱している、洗練されていない。
— 石川啄木 『弓町より』 青空文庫
わたしらがとったと思うんですか」「何とも思わぬけれど、検査には念に念を入れておかねばなりませんよ」「だって、私が盗むわけもないし、竹内だってもう半年もいて、正直なことは保証付きの人間ですから、それはやられるまでもないでしょう」 俊夫君はむっとして言いました。
— 小酒井不木 『暗夜の格闘』 青空文庫
夏蜜柑などはあまり酸味が多いので普通の人は食わぬけれど、熱のある時には非常に旨く感じる。
— 正岡子規 『くだもの』 青空文庫
作例 · 標準
サーカスの象が、見事に輪抜けの芸を披露した。
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彼は子供の頃、輪抜け遊びが得意だった。
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訓練を重ねて、犬も輪抜けができるようになった。
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