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瘻

ろう
接尾辞
語義は準備中です。この語は青空文庫の用例から収録した新着の見出しで、現在は読み・品詞・用例のみ確定しています。
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文例 · 用例
自分の秘密を知らぬものの推測としてはこれが最も当っているので、お政の天性と瘻弱なことは確に幾分の源因を為している。
— 国木田独歩 『酒中日記』 青空文庫
或時はやや病が衰えて元気が回復したかのように、透徹るような瘻れた顔に薄紅の色がさして、それは実に驚くほどの美しさが現われることも有ったが、それは却って病気の進むのであった。
— 幸田露伴 『連環記』 青空文庫
で何事に依らず氣疎くなツて、頭髪も埃に塗れたまゝにそゝけ立ツて、一段と瘻が甚く見える。
— 三島霜川 『昔の女』 青空文庫
頭髪は桃割に結ツて、姿の何處かに瘻れた世帯の苦勞の影が見えたが、其でも尚だ邸町の娘の風は脱けなかツた。
— 三島霜川 『昔の女』 青空文庫
して今日は、母親が奉公先で病ついたといふとで、取る物も取りあえず久しぶりで東京に出て來たとのことであツたが、然ういふ自身も、世帯の瘻か、それとも病氣か、頭髪は地色の見えるまで薄くなり、顔も蒼ざめて、腫物の痕の見えた首筋には絹のハンケチを巻付けてゐた。
— 三島霜川 『昔の女』 青空文庫
帰りの遅くなったのは、最近になってやっとはっきり自覚するようになった葉子の痔瘻が急激に悪化して、ひりひり神経を刺して来る疼痛とともに、四十度以上もの熱に襲われたからで、彼はそれを見棄てて帰ることもできかね、つい憂鬱な日を一日々々と徒らに送っていた。
— 徳田秋声 『仮装人物』 青空文庫
」「やっぱり痔瘻だ。
— 徳田秋声 『仮装人物』 青空文庫
」 庸三にも痔瘻を手術した経験があるので、その痛みには十分同情できた。
— 徳田秋声 『仮装人物』 青空文庫