脾胃
ひい
名詞
標準
文例 · 用例
その次が大臣病患者、政権利権の脾胃虚病み、人格屋の私生児の後始末、名家名門の次男三男の女出入りの尻拭い、ボテレン芸者の身上相談、鼻垂れ小僧と寝小便娘の橋渡しに到るまで、アラユル社会の難物ばかりが、ハキダメみたいに杉山博士の診察、投薬を仰ぎに来る。
— 夢野久作 『近世快人伝』 青空文庫
これは医師の立場からして、拙老がどこまでも保証仕るで、御心配には及ばぬ事じゃ」 届書に俊良、食べ合せ物宜しからず、脾胃を害い頓死|云々。
— 江見水蔭 『備前天一坊』 青空文庫
こんなわけで、狸は支那の代表的料理の主役を勤め、第一その肉は人の肺気を強くし、脾胃を補ひ、皮は裘を製し、骨は邪気を除くと本草に見えてゐる。
— 佐藤垢石 『たぬき汁』 青空文庫
こんなわけで、狸は支那の代表的料理の主役を勤め、第一その肉は人の肺気を強くし、脾胃を補い、皮は裘を製し、骨は邪気を除くと本草に見えている。
— 佐藤垢石 『たぬき汁』 青空文庫