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白百合

しらゆり
名詞
1
標準
white lily
文例 · 用例
足袋裸足で痛痛しい、胸が開張けて、雪の肌が白百合の匂ひ、島田の根が外れて忙しい呼吸である。
萩原朔太郎 二十三夜 青空文庫
しおれた白百合やカーネーションが流しの隅に捨ててある。
寺田寅彦 病院風景 青空文庫
けれども窓の外では、いっぱいに咲いた白百合が、十本ばかり息もつけない嵐の中に、その稲妻の八分一秒を、まるでかがやいてじっと立っていたのです。
宮沢賢治 ガドルフの百合 青空文庫
桃の果汁のような陽の光は、まず山の雪にいっぱいに注ぎ、それからだんだん下に流れて、ついにはそこらいちめん、雪のなかに白百合の花を咲かせました。
宮沢賢治 烏の北斗七星 青空文庫
其の四ツの端を柔かに結んだ中から、大輪の杜若の花の覗くも風情で、緋牡丹も、白百合も、透きつる色を競うて映る。
泉鏡太郎 艶書 青空文庫
其處へ花籠から、一本白百合がはらりと仰向けに溢れて落ちた……ちよろ/\流れに影も宿る……百合はまた鹿の子も、姫も、ばら/\と續いて溢れた。
泉鏡太郎 艶書 青空文庫
姫百合、白百合こそなつかしけれ、鬼と呼ぶさえ、分けてこの凄じきを、雄々しきは打笑い、さらぬは袖几帳したまうらむ。
泉鏡花 黒百合 青空文庫
染色は、紅、黄、透、絞、白百合は潔く、袂、鹿の子は愛々しい。
泉鏡花 黒百合 青空文庫
作例 · 標準
庭に咲いた白百合が、甘い香りを漂わせている。
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純粋さの象徴として、白百合は結婚式によく使われる。
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彼女は白百合の花束を抱えていた。
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