詰め掛ける
つめかける
動詞-一段動詞-自動詞
標準
to crowd (a house)
文例 · 用例
場内では、青二が、これまた太夫の服を着、顔と手足とのどはかくし、きれいにかざりたてた小宮殿のような透明猫のはいった箱のそばに立って、つめかける客の一人一人に、箱の上の穴から手を入れさせ、透明猫をなでさせるのであった。
— 海野十三 『透明猫』 青空文庫
屈強な男ばかりがつめかけるのである。
— 宮本百合子 『列のこころ』 青空文庫
」「‥‥‥‥」勇はにこ/\ツとして、煙草を煙管につめかける。
— 放浪 『泡鳴五部作』 青空文庫
その翌日から急に老医師の家は、ごた/\賑かに取りこむやうになつた、植木屋が毎日つめかける、人足が来る、石屋が来る、老医師の考では、つまり自分の閑散な老後を庭いぢりでもして暮らさうといふのであつた。
— 相馬泰三 『夢』 青空文庫
毎日のように五人十人と他流試合につめかける。
— 坂口安吾 『花咲ける石』 青空文庫
応接室につめかける雑誌記者に締切りを控えての居催促を裏口からすっぽかして遊里にかくれたり……」 当時を吉川さん自身が『忘れ残りの記』にかいているような場合、僕はいつもその飲み歩き――のお伴だった。
— 平野零児 『吉川さんの声と眼』 青空文庫
民衆はつめかける、海のように。
— 宮本百合子 『モスクワ印象記』 青空文庫
狭い通路にあとからあとからつめかける人びとが、いこうと思っている動物小屋への途中でなぜこうやって立ちどまるのかわからないまま、落ちついてもっと長くながめることを不可能にするのでなかったならば、おそらく人びとは断食芸人のところでもっと長くとまっていたことだろう。
— EIN HUNGERKUNSTLER 『断食芸人』 青空文庫
作例 · 標準
開店と同時に、限定商品を求めて多くの客がデパートに詰め掛けた。
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記者会見の会場には、真相を突き止めようと報道陣が詰め掛けている。
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憧れの俳優が来日すると聞いて、空港にはファンが詰め掛けた。
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