幻辞.com

散り桜

ちりざくら
名詞
1
標準
文例 · 用例
散り桜散り、久しく花の色に餓えたりし僕は、ただもう恍惚として酔えるがごときうちに、馬車は遠慮なくガタガタと馳せて行った。
大杉栄 獄中消息 青空文庫
一月となり二月となり、暖かい江戸では梅が散り桜の花が咲こうというのに、窩人部落の笹の平は深い雪に包まれていた。
国枝史郎 八ヶ嶽の魔神 青空文庫
―― 梅が散り桜が咲いた。
国枝史郎 銅銭会事変 青空文庫