栗ぜんざい
くりぜんざい
名詞
標準
sweet made with soft beans (e.g. adzuki) and chestnuts
文例 · 用例
「月ヶ瀬」へ彼女が現れるのは、大抵夫婦喧嘩をしたときに限るので、あんまり腹が立ちましたよって「月ヶ瀬」で栗ぜんざい一杯とおすましとおはぎ食べてこましたりましてんと、彼女はその安い豪遊をいい触らすのである。
— 織田作之助 『大阪発見』 青空文庫
石段が多いことで私をおどかそうとした友人であってみれば、その若い眼のはしに、栗ぜんざいというはり紙のある店を見ないで通ったわけではないだろう。
— 宮本百合子 『琴平』 青空文庫
琴平も面白いと思っている私は、栗ぜんざいに、いくらか興じてもいるのであった。
— 宮本百合子 『琴平』 青空文庫
小さい女の子もいそいそと一人前に椅子にかけて、さて、小さいお椀によそって出された、栗ぜんざいを一吸いして、私たちは、しんみりとおとなしくなってしまった。
— 宮本百合子 『琴平』 青空文庫
自由平等と重ねてかかれていると、ふとそのままで実質がどこかにあるような気になるように、栗ぜんざいと書かれると、私たちのお人よしが甘い内容づけをして、さか恨みをすることになった。
— 宮本百合子 『琴平』 青空文庫
大辻のしるこやへ寄って、フランス雑煮と栗ぜんざい。
— 昭和十二年 『古川ロッパ昭和日記』 青空文庫
小松で理髪し、若松で栗ぜんざいを食べ、下二番町へ、秋子が、デブ/″\に肥ったのに驚く。
— 昭和十四年 『古川ロッパ昭和日記』 青空文庫
帰りに大辻のしるこやへ寄り、栗ぜんざいとざうにを食って十一時帰宅。
— 昭和十四年 『古川ロッパ昭和日記』 青空文庫
作例 · 標準
寒い日には、温かい栗ぜんざいが体に染み渡る。
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旅館の食事の最後に、上品な甘さの栗ぜんざいが出された。
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収穫した栗を使って、祖母が特製の栗ぜんざいを作ってくれた。
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