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唐梅

からうめ異読 とうばい・カラウメ・トウバイ
名詞
1
標準
wintersweet (Chimonanthus praecox)
文例 · 用例
密書には“唐梅”の朱印がおしてあった。
八荒帖 私本太平記 青空文庫
「あきらかに“唐梅紋”とわかる海賊旗をたてた親船が、出雲の日ノ御碕や多古の沖を出没している」 とも、べつな警告は告げていた。
八荒帖 私本太平記 青空文庫
また沿岸には、さきごろ、海賊岩松の唐梅紋の旗が出没していたこともあるので、それの牽制が大いにものをいっていたのかもしれない。
八荒帖 私本太平記 青空文庫
ところが、夜が明けてみると、そこはもう石見沿岸寄りの近くで、名も知れぬ島嶼のかげに隠れこんだ相手の大小の船をみると、その帆ばしらや舳には、樺色地に白く“唐梅紋”を抜いた海賊旗をかかげている。
八荒帖 私本太平記 青空文庫
あらためていうまでもないが、この吉致は、経家の弟で、かつては、島商人となって隠岐の配所へ近づいたり、また唐梅紋の海賊旗のもとに、後醍醐のご脱出を扶けたりしてきた、あの岩松吉致なのである。
新田帖 私本太平記 青空文庫
と、棺の中からうめき声が聞えてきた。
田中貢太郎 阿宝 青空文庫
するととたんに、灰色の包みの中からうめくような叫び声が聞こえて、中から冴えた鳶色の目をもった、おびえた、小さな顔と、そばかすとくびれのついた二本の手が飛び出した。
A STUDY IN SCARLET 緋のエチュード 青空文庫
「當てにもしねえ傭が出來ておれは此れだからうめえな」 と卵屋も相槌打つて勢よく然かもそろ/\と石臼をめぐす。
長塚節 芋掘り 青空文庫
作例 · 標準
冬の庭に、甘く芳しい唐梅の花が咲き始めた。
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「うわあ、唐梅のいい香りがする!もうそんな季節か」と、子供が嬉しそうに言った。
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雪景色の中に、唐梅の淡い黄色の花が際立っている。
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