響銅
さはり
名詞
標準
copper alloy with traces of silver, lead, or tin
文例 · 用例
が何故か生徒間では、こはいものにさはりでもするやうに、二時間目事件を口にするものはありませんでした。
— 岡本かの子 『ある男の死』 青空文庫
當りさはりがあるから例は出さぬが、ひどいのは、口に出して讀んで見ると、男か女か分らぬのさへある。
— 泉鏡花 『文章の音律』 青空文庫
「どこへさはりましたのですか。
— 宮沢賢治 『毒蛾』 青空文庫
何のさはりも無いものが、とや斯う言うても、何にもならぬ。
— 宮沢賢治 『二十六夜』 青空文庫
』 とんびがぐっとしゃくにさはりました。
— 宮沢賢治 『林の底』 青空文庫
」カムパネルラは、指でそつと、鷺の三日月がたの白い瞑つた眼にさはりました。
— 宮沢賢治 『銀河鐵道の夜』 青空文庫
かま猫君は好意でちよつと立つただけだ、君にさはりも何もしない。
— ……ある小さな官衙に関する幻想…… 『猫の事務所』 青空文庫
鶴吉はすぐ又喧嘩があつたのだなと思つて、あたりさはりのない世間話に口を切つて見たが、母は碌々返事もしないで布巾をかけた精進の膳を出してすゝめた。
— 有島武郎 『お末の死』 青空文庫
作例 · 標準
寺院の鐘は、響銅でできており、深く荘厳な音色を響かせる。
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響銅の器は、使い込むほどに独特の風合いが増していくのが魅力だ。
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職人が響銅を叩いて、美しい仏具を制作している。
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