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開墾地

かいこんち
名詞
1
標準
cultivated land
文例 · 用例
開墾地宮沢賢治焦ぎ木のむらはなほあれば山の畑の雪消えて〔以下なし〕 ――――――――青年団が総出にてしだれ桜を截りしなり
宮沢賢治 開墾地 青空文庫
五 旅人の「山」 万坊ヶ原の一本松は、暁の暗に隠れた、那須野ヶ原あたりの開墾地にありそうな、板葺小舎から、かんがりと燈がさす。
小島烏水 不尽の高根 青空文庫
開墾地落上白髪かざして高清は、     ブロージットと云へるなり。
宮沢賢治 文語詩稿 一百篇 青空文庫
われらは、ともすると、雲に入つて雲を忘るゝ……三|本木は、柳田国男さんの雑誌――(郷土研究)と、近くまた(郷土会記録)とに教へられた、伝説をさながら事実に殆ど奇蹟的の開墾地である。
泉鏡太郎 十和田湖 青空文庫
「二人は将来の生活地を北海道と決めていまして、相談も漸く熟したので僕は一先故郷に帰り、親族に托してあった山林田畑を悉く売り飛ばし、その資金で新開墾地を北海道に作ろうと、十日間位の積で国に帰ったのが、親族の故障やら代価の不折合やらで思わず二十日もかかりました。
国木田独歩 牛肉と馬鈴薯 青空文庫
開墾地一帯の地主、狼のような痩躯の藤沢が、開墾場一番の器量よしである千代枝を伴れて、札幌の方へ帰って行くのだった。
佐左木俊郎 熊の出る開墾地 青空文庫
雄吾は無意識のうちに、開墾地帯に近い原始林の中を流れている谷川の方へ歩みをむけていた。
佐左木俊郎 熊の出る開墾地 青空文庫
だから農村の失業者は、なるべく開墾地へ行って、自分で自分の食うものを作るべきだ。
佐左木俊郎 熊の出る開墾地 青空文庫