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葉々

葉々
名詞
1
標準
文例 · 用例
写真の裏に一葉々々、お墨附があってよ。
泉鏡花 化銀杏 青空文庫
」「さつきから松葉々々つて言つて居るがどうしたらう。
木下杢太郎 少年の死 青空文庫
初ほどの驚駭は、受けなかつたけれども、その一葉々々に、名状しがたい不快と不安とが、見る人の胸を衝いた。
菊池寛 真珠夫人 青空文庫
初ほどの驚駭は、受けなかったけれども、その一葉々々に、名状しがたい不快と不安とが、見る人の胸を衝いた。
菊池寛 真珠夫人 青空文庫
雨にうたれた草葉々々はしずくを散らして人々の着物を濡れびしょにしてしまった。
本庄陸男 石狩川 青空文庫
けれども清い秋の日は朗かに照り、浴舍のすぐ背に聳えてゐる寶藏岳の木々は細い梢の尖までも數へられる程に大氣は澄んで、黄金色の日光が其等の青い葉々に透きとほるやうに美しく漲つてゐる。
近松秋江 箱根の山々 青空文庫
目に入る限りの緑葉が、一葉々々に雨を浴びて、嬉しげにぞく/\身を震わして居る。
徳冨健次郎 みみずのたはこと 青空文庫
その葉一方より風来れば葉々風を受けて彼方に偏向し葉鞘ねじれて葉片はそのまま依然としている。
牧野富太郎 植物記 青空文庫