催眠術師
さいみんじゅつし
名詞
標準
hypnotist
文例 · 用例
それが金花の心には、殆巧妙な催眠術師が、被術者の耳に囁き聞かせる、暗示のやうな作用を起した。
— 芥川龍之介 『南京の基督』 青空文庫
普通に催眠術と称せられるものでは、もちろん、そんなことは出来ませんが、催眠術師のうちにも、一種の血統があるか、あるいはその術の特に優れた者か、それらのうちには昔でいう魔術に似たような不思議の力を持っている者がないとは限りません。
— 貸家 『世界怪談名作集』 青空文庫
最初は僕はあの男を催眠術師と思っていた。
— 国枝史郎 『沙漠の古都』 青空文庫
フランス人の理想とする瞳の色は、碧でも黒でもなく、青とも灰色ともつかぬ曖昧な色合だということだが、ランドリュの瞳の色はちょうどそれで、「絵でも描けぬような光とうるおい」をたたえ、瞳の底に催眠術師のような磁力があって、動かぬ眼差でじっと眼のなかをのぞきこまれると、みなふしぎな酔心持を感じる。
— 久生十蘭 『青髯二百八十三人の妻』 青空文庫
「本読」を聞くと、その中に、主人公の催眠術師が一人の男をその術にかけ、自由自在にそいつを飜弄するところがあった。
— 久保田万太郎 『春泥』 青空文庫
――黙って聴いてはいたものゝ、由良の催眠術師でその術にかゝる男は自分――そう来るもの、そう来なくっちゃァならないものとひそかにかれは北叟笑んだ。
— 久保田万太郎 『春泥』 青空文庫
しかも何より恐ろしいのは、どんな背徳漢でも、この催眠術師になれるという点なのです。
— KREITSEROVA SONATA 『クロイツェル・ソナタ』 青空文庫
さすがの小林少年も、明智先生がこれほどの催眠術師とは、すこしも知りませんでした。
— 江戸川乱歩 『妖星人R』 青空文庫
作例 · 標準
その催眠術師は、わずか数秒で観客を催眠状態にする腕前を持っていた。
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パーティーで催眠術師がゲストを楽しませ、会場は大きな笑いに包まれた。
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まさか本物の催眠術師に会えるなんて思わなかったよ、感動した!
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