𡱖
つび
名詞
標準
female genitalia
文例 · 用例
さうしてまた隊のなかの獨逸話の分からない人びとも、突然、それが分かるやうになり、一つびとつの語を感じた。
— ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 『旗手クリストフ・リルケ抄』 青空文庫
そしてそんな大量生産の際に、一つびとつの死なぞはうまい具合に行きつこはない、が、そんなことはあまり大したことではないのだ。
— ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 『「マルテ・ロオリッツ・ブリッゲの手記」から』 青空文庫
まがつびここに塚ありと、 おどろき離るゝこの森や、風はみそらに遠くして、 山なみ雪にたゞあえかなる。
— 宮沢賢治 『文語詩稿 一百篇』 青空文庫
さもまがつびのすがたして、 あまりにくらきいろなれば、朝焼けうつすいちいちの、 窓はむなしくとざされつ。
— 宮沢賢治 『文語詩稿 一百篇』 青空文庫
この人のためならば、このあたりの浜の名も、狭島が浦と称えつびょう、リボンかけたる、笄したる、夏の女の多い中に、海第一と聞えた美女。
— 泉鏡花 『悪獣篇』 青空文庫
仇しあだ浪いとまなみ、がらがらと石を捲いて、空ざまに駈け上る、崖の小家の正面に、胡坐を総六とも名づけつびょう、造りつけた親仁のように、どっかりと臀を据え、山から射す日に日向ぼっこ、海に向うて朝から晩、暮れると、浪枕、やあ、ころりとせ。
— 泉鏡花 『わか紫』 青空文庫
心の籠った口のあたり、髯の穴も数えつびょう、「申されました、おもしろい。
— 泉鏡花 『春昼』 青空文庫
月の出しほの片あかり、薄き足もつびいどろの、肩に光れどさめざめと、歎き恐れて、夜も寝ねず。
— 北原白秋 『東京景物詩及其他』 青空文庫
作例 · 標準
古典文学や医学的な古文書の中で、𡱖という漢字が女性の生殖器を指す表現として用いられている。
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その漢字は非常に珍しく、現代の日常生活で見かけることはまずない。
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辞書を引いて、𡱖という字が「つび」と読み、身体の一部を指すことを確認した。
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