プラタナス
プラタナス
名詞
標準
plane tree (any tree of genus Platanus)
文例 · 用例
黄浦口にのぞんだパブリック・ガーデン、そこでは四十幾種類かの人種がプラタナスの木蔭を逍遙している。
— 吉行エイスケ 『新種族ノラ』 青空文庫
空気は澄みきって、まるで水のように通りや店の中を流れましたし、街燈はみなまっ青なもみや楢の枝で包まれ、電気会社の前の六本のプラタナスの木などは、中にたくさんの豆電燈がついて、ほんとうにそこらは人魚の都のように見えるのでした。
— 宮沢賢治 『銀河鉄道の夜』 青空文庫
空氣は澄みきつて、まるで水のやうに通りや店の中を流れましたし、街燈はみなまつ青なもみや楢の枝で包まれ、電氣會社の前の六本のプラタナスの木などは、中に澤山の豆電燈がついて、ほんたうにそこらは人魚の都のやうに見えるのでした。
— 宮沢賢治 『銀河鐵道の夜』 青空文庫
わたしの光は、古いプラタナスの葉が、ちょうどカメの甲のように盛りあがって、茂っている生垣の中に、さしこもうとしていました。
— BILLEDBOG UDEN BILLEDER 『絵のない絵本』 青空文庫
街路樹のプラタナスの茂みの影がまだらに路上にゆらめいた。
— 岡本かの子 『巴里祭』 青空文庫
春も近くなったのでリンデンやプラタナスの街路樹の梢が色づいて来ていた。
— 岡本かの子 『褐色の求道』 青空文庫
プラタナスの並樹で縁取った海岸の散歩道には、もう蟻ほどの大きさに朝の乗馬連が往き来している。
— 岡本かの子 『ドーヴィル物語』 青空文庫
夜の花一 四条通りを横切ると、木屋町の並木は、高瀬川のほとりの柳も舗道のプラタナスも急に茂みが目立った。
— 織田作之助 『土曜夫人』 青空文庫
作例 · 標準
秋になると、公園のプラタナスの大きな葉が歩道を埋め尽くすように散っている。
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この通りはプラタナスの並木道になっていて、夏には心地よい木陰を作ってくれる。
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プラタナスの樹皮が剥がれ落ちてまだら模様になっている様子は、どこか芸術的だ。
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ウィキペディア
プラタナス は、スズカケノキ科スズカケノキ属に属する植物の総称。街路樹・庭園樹として広く用いられている。北半球に自生する樹木であるが、種の数は少ない。大抵30–50 mの高さに育つ。P. kerriiを除いてすべてが落葉性であり、殆どが水辺や湿地で見られ、栽培時に旱魃に耐性があることが証明されている。雑種であるモミジバスズカケノキは都市部でも育ちやすいことが証明されている。
出典: プラタナス — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0