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廟議

びょうぎ
名詞
1
標準
court council
文例 · 用例
明治六年の征韓論に就いての廟議の紛糾は、当時の重臣間に於ける文治派と武断派との意見の対立ではあるが、武断派の思想的背景としては、西洋文明の輸入に快からざる保守主義的傾向、攘夷思想の変形である国権論、武士階級の撤廃に対する不満、薩長専制に対する不平などが横はつてゐることを見逃すことが出来ない。
菊池寛 二千六百年史抄 青空文庫
これより先、時の廟議はすでに国権派と内治派との二大分裂を孕み、しばしば政事家間に衝突を起こしたりという。
陸羯南 近時政論考 青空文庫
すなわち国家|風教の貴き所以にして、たとえば南宋の時に廟議、主戦と講和と二派に分れ、主戦論者は大抵皆擯けられて或は身を殺したる者もありしに、天下後世の評論は講和者の不義を悪んで主戦者の孤忠を憐まざる者なし。
瘠我慢の説 瘠我慢の説 青空文庫
廟議でその罪人を車裂(巒傳)に見えて居る。
桑原隲藏 支那の孝道殊に法律上より觀たる支那の孝道 青空文庫
一を守るの勇なきもの、いずくんぞ両三を守るを得んや』と極論して、廟議ついに条約を破棄し、開戦に決せしめたり。
日野強 新疆所感 青空文庫
後世の政治家のごとく外国のコンミッションをとっていなかっただけに、ただちにレーとの契約を解除するための対策をたて、六月一日にいたって廟議はそれに決するが、政府内部での彼ら両人の立場が、そのためおそろしく不利になる。
服部之総 黒田清隆の方針 青空文庫
然るに一方においては、かくの如く国論沸騰、廟議|紛擾その統一を失うたるに際して、他方においては、宿約たる安政五年三月五日調印の期日を失し、遂に遷延五月二日に至り、いよいよ七月二日を以て、調印する旨改めて閣老連署の書面を以て、ハリスへ申込を為せり。
徳富蘇峰 吉田松陰 青空文庫
そういって、彼はちょっと口を噤んだが、すぐ憂鬱そうに言葉を続けた「廟議は二つの鬼に食われている――延引策と不安定の二つの鬼です。
ELIZABETH AND ESSEX エリザベスとエセックス 青空文庫
作例 · 標準
緊迫した情勢を受け、宮中では今後の外交方針を決定するための廟議が開かれた。
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廟議の決定は絶対であり、臣下たちはその命に従って兵を動かす準備を始めた。
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歴史ドラマの撮影で、重臣たちが激論を交わす厳かな廟議のシーンを再現する。
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