横睨み
よこにらみ
名詞
標準
文例 · 用例
見よかし羆の袖を突出し、腕を頤のあたりへ上げ状に拱いた、手首へ面を引傾げて、横睨みにじろじろと人を見る癖。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
羆は件の横睨みで、「おい、帰るのかあ。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
いや、何んにつけても、早く、とまた屹と居直ると、女房の返事に、苦い顔して、横睨みをした平吉が、「だが、何だぜ、これえ、何それ、何、あの貸したきりになってるはずだぜ。
— 泉鏡花 『国貞えがく』 青空文庫
目の玉をむき、黙々天下を横睨みに控えてゐるが、如水はすでに川の澱みに落ちたことをさとらない。
— 坂口安吾 『二流の人』 青空文庫