照顧
しょうこ
名詞
標準
文例 · 用例
玄関の左には人間愛道場掬水園の板がかかり、ふり仰ぐと雀のお宿の大字の額に延命十句観音経まで散らして彫り、右には所用|看鐘として竹に鐘がつるしてあり、下には照顧脚下と書してある。
— 北原白秋 『木曾川』 青空文庫
かれは、ひる間の読書会のおりに読みあげた「夜話」の一節をもう一度くりかえし、政治革新のために暴力を用いることの罪悪を痛論するとともに、いっさいの建設は個々人が脚下を照顧しつつ、一隅を照らす努力を払うことによってのみ可能であることを力説し、最後にそれを青年団と政治の問題に結びつけた。
— 第五部 『次郎物語』 青空文庫