曲乗り
きょくのり
名詞動詞-サ変
標準
trick riding
文例 · 用例
だから小さい時から飛行家が曲乗りを研究するように、他人をあっといわせる曲死の方法を研究していた。
— 菊池寛 『三浦右衛門の最後』 青空文庫
いや、曲乗り致したか。
— 三河に現れた退屈男 『旗本退屈男 第五話』 青空文庫
間もなく下肚に、焼石を蔵したかと思はれる位に夥しく痛い熱の塊を感じて、思はず両脚をペタルから浮かせて、奇妙な曲乗りを演じた。
— 牧野信一 『F村での春』 青空文庫
で、彼は初日の晩から観客席に陣取って、熱心にこの曲乗りを見物することになった。
— モーリス・ルヴェル 『或る精神異常者』 青空文庫
もっともきわどい曲乗りは、たった五分間で終った。
— モーリス・ルヴェル 『或る精神異常者』 青空文庫
「あの曲乗りの男が頭蓋をわるまで見にゆこう。
— モーリス・ルヴェル 『或る精神異常者』 青空文庫
が、座方の連中は、高い料金をだして毎晩根気よく同じ曲乗りを見物にやってくる彼の道楽がどうしてもわかりかねた。
— モーリス・ルヴェル 『或る精神異常者』 青空文庫
ところがある晩、曲芸師は常よりも早くその曲乗りを終ったが、ふと廊下で彼にでっくわした。
— モーリス・ルヴェル 『或る精神異常者』 青空文庫