眼瞼
がんけん
名詞
標準
eyelid
文例 · 用例
横になって壁を踏んでいると眼瞼が重くなって灰吹から大蛇が出た。
— 寺田寅彦 『窮理日記』 青空文庫
眼瞼に蔽いかかって来る氷袋を直しながら、障子のガラス越しに小春の空を見る。
— 寺田寅彦 『枯菊の影』 青空文庫
張ったばかりの天井にふんの砂子を散らしたり、馬の眼瞼をなめただらして盲目にする厄介ものとも見られていた。
— 寺田寅彦 『蛆の効用』 青空文庫
猫の保護色 猫の中に眼瞼の上の処だけ色がついて、眠っている時でもちょっと眼を明いているように見えるものがある。
— 寺田寅彦 『猫六題』 青空文庫
聴診器を三、四か所胸にあてがってみた後、瞳を見、眼瞼を見、それから形ばかりに人工呼吸を試み注射をした。
— 伊藤左千夫 『奈々子』 青空文庫
それは中央に向つて收斂し、そしてときどき眼瞼を顫はせながら、もち上つた。
— ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 『夢』 青空文庫
といふのは、星は、閉ぢた眼瞼から拔け出して、上昇し、明るくなつて、空にぢつとしてゐる、人間の眼なのだからである。
— ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 『夢』 青空文庫
ある生まれつき盲目の人が生長後手術を受けて眼瞼を切開し、始めて浮き世の光を見た時に、眼界にある物象はすべて自分の目の表面に糊着したものとしか思えなかったそうである。
— 寺田寅彦 『物理学と感覚』 青空文庫
作例 · 標準
夜更かしのせいで、朝起きると眼瞼が少し腫れていた。
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コンタクトレンズを入れるとき、眼瞼をしっかり引き上げる必要がある。
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まばたきは、眼瞼が目を保護し、涙を均一に広げる重要な動作だ。
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