三尸
さんし
名詞
標準
the three worms (in Taoism)
文例 · 用例
三尸は小鬼の類らしい。
— 猴に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
これは衢の神たる猿田彦大神を青面金剛すなわち三猿の親方と同体と心得、道家のいわゆる三尸が天に登って人の罪悪を告ぐるを防がんため、庚申の夜を守って長寿を保たん事をかの大神に祈るの意を述べたと見える。
— 猴に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
猿田彦がインドの青面金剛、支那の三尸と結合されて半神半仏の庚申と崇められた概略は出口氏の『日本生殖器崇拝略説』に出で、この稿にも次第したればこの上詳説せずとして、衢や、旅行や、盗難を司る庚申のほかに、田畑、作物を司る猴神ある事前述のごとく、そのほかまた猴を山の神とせるあり。
— 猴に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
自分は子供の時に蜂を怒らせて耳たぶを刺され、さんしちの葉をもんですりつけた事を想い出したりした。
— 寺田寅彦 『小さな出来事』 青空文庫
」 すると向うのすすきの中から、荷物をたくさんしょって、顔をまっかにしておかみさんたちが三人出て来ました。
— 宮沢賢治 『狼森と笊森、盗森』 青空文庫
」 すると向ふのすゝきの中から、荷物をたくさんしよつて、顔をまつかにしておかみさんたちが三人出て来ました。
— 宮沢賢治 『狼森と笊森、盗森』 青空文庫
お父さんしばらくいらしてもいいんでしょう。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
だって、学生さんは、それはそれはおもしろいお話を、たくさんしてくれますからね。
— ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 『イーダちゃんのお花』 青空文庫
作例 · 標準
道教の教えには、人間に宿るとされる三尸の虫についての記述がある。
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三尸の虫が庚申の夜に天帝に悪事を報告するという信仰があった。
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彼は、三尸の思想が人々の道徳観に影響を与えてきたと分析した。
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ウィキペディア
三尸(さんし)とは、道教に由来するとされる人間の体内にいると考えられていた虫。三虫(さんちゅう)三彭(さんほう)伏尸(ふくし)尸虫(しちゅう)尸鬼(しき)尸彭(しほう)ともいう。ことわざ「虫がよすぎる」という時の「虫」の由来・語源となっている。
出典: 三尸 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0