輟耕
輟耕
名詞
標準
文例 · 用例
ほかにもそういう種類のものはたくさんありますが、わたくしは今晩の御趣意によりまして、陶宗儀の『輟耕録』を採ることにいたしました。
— 輟耕録 『中国怪奇小説集』 青空文庫
この書に輟耕の名があるのはそれがためでしょう。
— 輟耕録 『中国怪奇小説集』 青空文庫
原名は『南村輟耕録』というのだそうですが、普通には単に『輟耕録』として伝わって居ります。
— 輟耕録 『中国怪奇小説集』 青空文庫
室町時代から江戸時代の初期になると、元明の怪談や伝説が輸入されて元の『輟耕録』や、明の『剪灯新話』などの系統が時を得て来たのである。
— 岡本綺堂 『妖怪漫談』 青空文庫
これは確か『輟耕録』にも見えいた。
— 田原藤太竜宮入りの話 『十二支考』 青空文庫
胡元朝の遺民|陶宗儀の『輟耕録』四に、往々蒙古人雨を祷るを見るに、支那の方士が旗剣符訣等を用うると異なり、ただ石子数枚を浄水に浸し呪を持て石子を淘玩すと、やや久しくして雨ふる、その石を鮓答といい、諸獣の腹にあれど、牛馬に生ずるのが最も妙だと見ゆ。
— 馬に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
また『輟耕録』に漠北で羊の角を種えて能く兎の大きさの羊を生ず、食うに肥美しとある(『類函』四二六)。
— 羊に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
明の陶宗儀の『輟耕録』二三に、優人杜生の話に、韶州で相公てふ者と心やすくなり、その室に至って柱上に一小猴を鎖でつなげるを見るに狡猾らしい。
— 猴に関する伝説 『十二支考』 青空文庫