軍職
ぐんしょく
名詞
標準
military profession
文例 · 用例
岩倉説勝を占めて、その翌日慶喜に対し、将軍職辞退の聴許があり、更に退官納地を奉請するように、諭されることになった。
— 菊池寛 『鳥羽伏見の戦』 青空文庫
彼は将軍職を、朝廷のために不義不逞の徒を討伐する役目で、幕府は独立して存在するのではなくて、朝廷のために存在するのである、と大義を説いてゐるのである。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
然れども軍職の身に在るを以て、稿を屬するは、大抵夜間、若くは大祭日日曜日にして家に在り客に接せざる際に於いてす。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
九年は秀忠が將軍職を家光に譲つた年である。
— 森鴎外 『栗山大膳』 青空文庫
後に将軍職を承け継いだ三男|長丸(秀忠)はちょうどこの年に生まれ、四男|福松丸(忠吉)はその翌年に生まれた。
— 森鴎外 『佐橋甚五郎』 青空文庫
あらためて言うまでもなく、八代将軍吉宗は紀州から入って将軍職を継いだ人で、本国の紀州にあって、若いときから常に海上を泳いでいたので、すこぶる水練に達している。
— 岡本綺堂 『鐘ヶ淵』 青空文庫
彼が軍職を罷めるといふことも、大分前から耳にしてゐたが、今は少し忙しさうであつた。
— 徳田秋声 『町の踊り場』 青空文庫
今まで左大将を兼ねていた右大臣が軍職のほうだけを辞し、右が左に移り、右大将が親補されたのである。
— 宿り木 『源氏物語』 青空文庫
作例 · 標準
代々武人の家系に生まれた彼は、迷うことなく軍職に就く道を選んだ。
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引退後は軍職を離れ、静かな田舎町で余生を過ごしたいと願っている。
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彼は軍職での功績が認められ、異例の速さで昇進を果たした。
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