幻辞.com

菊石

きくいし
名詞
1
標準
ammonite (traditional name)
文例 · 用例
「それを掘り当てようため、十人の雛妓が懸命に穿る箸の尖で、あの結構なお庭が一とき菊石面になったわけ」 二人はまるで病気なぞそっちのけで賑かな笑い声を合わせました。
岡本かの子 生々流転 青空文庫
あとで考えれば、それは薄菊石の顔に見覚えのある有馬という士の声らしく、乱暴者を壁に押えつけながら、この男さえ殺せば騒ぎは鎮まると、おいごと刺せ、自分の背中から二人を突き刺せ、と叫んだこの世の最後の声だったのだ。
織田作之助 青空文庫
かく、吼え立てば、大海よ、滄海原、引き引きに歪み退き、潮干るや、干潟泡立ち、沸き立つや、蠍なすもの、菊石なす、鰻なすもの、鰓の怪や、飛ぶ翼の竜、八剣の蜥蜴草食み、始祖鳥荒き歯に咋ふ。
北原白秋 新頌 青空文庫
かく、吼え立てば、大海よ、滄海原、引き引きに歪み退き、潮干るや、干潟泡立ち、沸き立つや、蠍なすもの、菊石なす、鰻なすもの、鰓の怪や、飛ぶ翼の龍、八劍の蜥蜴草食み、始祖鳥荒き齒に咋ふ。
北原白秋 新頌 青空文庫
おむかうの菊石顏の若だんな。
山村暮鳥 ちるちる・みちる 青空文庫
家従どもは大抵|菊石であったり、獅子鼻であったり、反歯であったり、満足な顔はしていない。
森鴎外 ヰタ・セクスアリス 青空文庫
白|菊石の顔が長くて、前にしゃくれた腮が尖っている。
森鴎外 ヰタ・セクスアリス 青空文庫
隆造が踏み止つてゐる一足先に、菊石面の大きな親爺が圧出された儘、わずかに隆造の体に支へられて「ウン/\。
牧野信一 白明 青空文庫
作例 · 標準
地層から見つかった菊石は、太古の海の記憶を語る。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
博物館には、見事な保存状態の菊石が展示されている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
子供の頃、裏山で菊石の化石を見つけて興奮したことを覚えている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash