突っかける
つっかける
動詞-一段動詞-他動詞
標準
to slip on (slippers, sandals, etc.)
文例 · 用例
酔も醒めたといううちにも、エイと掛声で、上框に腰を落して、直してあった下駄を突っかける時、「ああ月が出た。
— 泉鏡花 『雪柳』 青空文庫
下駄を突っかけると飛石伝いに窃と其方へ小走って行った。
— 国枝史郎 『大捕物仙人壺』 青空文庫
錆槍を借りて横合より突っかける者もありました。
— 道庵と鰡八の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
この叫びはかえって神尾にとっては、よい目標を与えたようなもので、得たりと畳みかけて突っかけるのを、幸いに梅の木があったから、それを廻り込んでお銀様は、またしても暫しの息をつきました。
— 禹門三級の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
草履を突っかけるのももどかしそうに門口へ飛んで出るより早く、「おお、阿古十郎さん……実ア、いま、脇坂の部屋へお伺いしようと思っていたところなんで……」 顎十郎は、懐中から一通の封じ文を取り出すと、ひょろ松の鼻の先でヒラヒラさせながら、「おい、ひょろ松、藤波のやつが、こんな手紙をよこした。
— 三人目 『顎十郎捕物帳』 青空文庫
ともかく、船を寄せてみろ」 波のりぶねというぐあいにぼんやりと漂っている遠島船の腹へこちらの舳を突っかける。
— 遠島船 『顎十郎捕物帳』 青空文庫
履物を突っかける……と、ブラリそのまま格子戸をくぐり出ようとした。
— 乾雲坤竜の巻 『丹下左膳』 青空文庫
黙って羽織の袖をとおして、仲間のそろえた履物を突っかけると、群集が、路のまん中の勘の死骸をとりまいているので、周囲のほうは稀薄になりつつある、そのまばらなところを縫って、ずんずん行ってしまった。
— 林不忘 『巷説享保図絵』 青空文庫
作例 · 標準
彼女の返事はいつも唐突で、相手を戸惑わせるほど突っ慳貪だった。
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彼は、本心を隠さず、どんな相手にも突っ慳貪な物言いをする癖があった。
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「もっと丁寧に説明してほしい」と頼むと、彼は「これ以上ないよ」と、さらに突っ慳貪な態度をとった。
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標準
to hit (e.g. one's leg) against
作例 · 標準
柔道の試合で、相手の懐に鋭く突っ込み、技を決めた。
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その記者は、不正の疑いがある企業の深層を徹底的に突っ込み、記事にした。
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お笑いコンビのボケとツッコミの掛け合いが面白く、会場は爆笑に包まれた。
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標準
to push (one's opponent) down before he stands up
作例 · 標準
その映画のストーリーは、あまりにもご都合主義で、突っ込みどころ満載だった。
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彼の言い訳は、矛盾だらけで、どこから突っ込みどころを探そうか迷うほどだった。
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彼女のファッションセンスは、時々斬新すぎて、周りから突っ込みどころが多いと言われる。
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