水陸
すいりく
名詞
標準
land and water
文例 · 用例
気候の次に重要なものは土地の起伏水陸の交錯による地形的地理的要素である。
— 寺田寅彦 『日本人の自然観』 青空文庫
このような地質的多様性はそれを生じた地殻運動のためにも、また地質の相違による二次的原因からも、きわめて複雑な地形の分布、水陸の交錯を生み出した、その上にこうした土地に固有な火山現象の頻出がさらにいっそうその変化に特有な異彩を添えたようである。
— 寺田寅彦 『日本人の自然観』 青空文庫
邇く水陸を画れる一帯の連山中に崛起せる、御神楽嶽飯豊山の腰を十重二十重に※れる灰汁のごとき靄は、揺曳して巓に騰り、見る見る天上に蔓りて、怪物などの今や時を得んずるにはあらざるかと、いと凄じき気色なりき。
— 泉鏡花 『取舵』 青空文庫
舟車による水陸の行程約七里半、徒歩ならゆっくり一日がかりのところである。
— 寺田寅彦 『柿の種』 青空文庫
汝は素より蛙なんどに等しき水陸兩住の動物なり。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
打ちつける波が描く白い一線が水陸を画して居る。
— 長塚節 『隣室の客』 青空文庫
またいう、コンモードは水陸ともに棲む、長十五フィート周十八インチ、頭|扁く濶く、尾細長くて尖る、褐色で脊と脇に栗色を点す。
— 蛇に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
水陸の便、きわめて自在也。
— 大町桂月 『金華山』 青空文庫
作例 · 標準
水陸両用の乗り物は、様々な地形に対応できる。
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