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本四

ほんし
名詞
1
標準
文例 · 用例
と、そのメクラは、島四国をめぐってさえ眼があくのならば、本四国をめぐったらどんなによいだろうと云った。
黒島傳治 海賊と遍路 青空文庫
ところが、メクラは本四国を上位においてそう云ったばかりに、開いた眼が又ふさがってしまった。
黒島傳治 海賊と遍路 青空文庫
空がすっかり白い雲でふさがり太陽も大きな銀の盤のやうにくもって光ってゐたのです)がなだらかに起伏しそのところどころに茶いろの栗や柏の木が三本四本づつちらばってゐるだけじつにしぃんとして何ともいへないさびしいのでした。
宮沢賢治 ひかりの素足 青空文庫
この、きちんとして、小ぢんまりしているという言葉が自分の頭にある四方太氏の風貌ときわめて自然に結びついて、それが自分の想像のスケッチブックのあるページへ「坂本四方太寓居の図」をまざまざと描き上げさせる原動力になったものらしい。
寺田寅彦 俳諧瑣談 青空文庫
空の徳利が三本四本とならぶ頃には調子も出て來て、誰からともなく唄ごゑがはじまり、うたはぬものたちも手拍子を取つてこれに和した。
島木健作 生活の探求 青空文庫
)いせのおしろい」「新町根里毛農姿番組」「なにはぶり」「浪華青樓志」「大阪新町細見圖」「淀川兩岸勝景圖會」「畫本四季の友」といふやうな風俗畫の畫本が並べられてあつた。
木下杢太郎 京阪聞見録 青空文庫
大根一本四銭は高いな、田舎味噌百匁八銭。
種田山頭火 其中日記 青空文庫
大根一本四銭、根はおろして、葉は漬けて味ふ、豆腐一丁三銭、ヤツコで味ふ、青しその香のよろしさ。
種田山頭火 其中日記 青空文庫